総務省の発表によると、日本の企業のテレワーク導入率は19%を超えて今後導入予定の企業も増加傾向にあるようです。テレワークを行っている皆さまは自宅で快適に仕事が出来ているでしょうか?会社の方がはかどる、家だと何となく集中できない、と思っている方も少なからずいることでしょう。そんなストレスを感じている方へ、自宅で快適に仕事が出来るための工夫をお伝えします。
あなたはどちらのタイプ?自分の特性を知ることから始めましょう!
普段、読書や勉強、仕事をする時はどんな環境ですか? 音楽を聴きながら? テレビをつけながら? 場所は家族の居るリビング? 人が多いカフェ? 一人部屋や静かな図書館?
心理学的にいうと、リビングやカフェなどで音楽を聴きながら、動く画像があっても集中できる人はスクリーナータイプといい、比較的どんな環境にいても集中出来るタイプです。反対に、一人部屋や図書館のような静かな場所じゃないと集中できない人はノンスクリーナーといい、周りの環境が仕事の効率に影響するタイプです。テレワークでストレスを感じているのは、ノンスクリーナータイプの人が多いと言えます。
では、自分に合う快適な場所を作りましょう!
スクリーナータイプの人は、ある程度騒音があった方が落ち着くという意味で、家族がいるリビングダイニングの一角にスペースを作ると楽しく集中して仕事をすることができます。
ノンスクリーナータイプの人は、家族の声が聞こえる同じスペースにいては集中して仕事ができません。場所が無いから、家族のいるところでも仕方がないと思いながらだと、イライラがつのり、そのうち険悪な雰囲気に…なんてことになりかねません。そんなことを避けるためには、狭くても自分だけのスペースを設けることです。もしかしたら、家具のレイアウトを少し変更したらスペースを作れるかもしれません。どうしてもリビングダイニングしかスペースが取れない場合は、パネルを立てる等の工夫をしましょう。今ならDIYで簡易に組み立てられる商品もありますので調べてみてください。
大切なのは、居心地がいいと感じられる環境
テレワークの場合、どうしても座りっぱなしの時間が長くなるので仕事用の椅子にも拘りたいですね。体に負担のかからないオフィス用の椅子がオススメです。また、デスクのそばに観葉植物を置いてパソコンから目を離して緑を見る瞬間を作りましょう。お気に入りお香りのアロマを炊くなどリラックスする環境を整えることで、仕事の効率は間違いなくUPします。
私はどちらかといえばノンスクリーナータイプなのですが、カフェで仕事をするときはイヤホンで周囲の音を遮っています。外の音が遮断できるだけでも格段に効率が上がります。人によって苦手な環境が違いますので自分に合った対策を見つけてみてください。